Sunday, June 24, 2007

うま味について

先日、某企業さんから頂いた資料に、うま味は、甘味、塩味、酸味、苦味と同列の5つの基本味の一つであるとあった。うま味と美味しさは違うもので、うま味の数値が高ければ、人は美味しいと感じるらしい。そして、うま味を感じさせる成分の代表が、グルタミン酸、イノシン酸、グアニル酸。
グルタミン酸を多く含む食材としては「昆布」がNo.1、ついでパルメジャンチーズもかなり多いとあった。
どおりで、パルメジャンチーズの後味は、コンソメスープだった。玉露もグルタミン酸が多いらしい。以前取材で本物の玉露を頂いたとき、確かに味の素の味だと思った。そう、それはまさにうま味成分、グルタミン酸の味だったのだ。

さて、パルメジャンチーズ。
ヨーロッパでは、調味料としても使うと、その資料にもあった。
ならば、私も!
早速イタリア系スーパーに行って、熟成2年物を購入。
スクランブルエッグに入れてみた。
うまい!

よし、これからは調味料として、パルメジャンチーズの使い道をいろいろ探してみよう!
「こんな使い方もあるよ」という方、ぜひ情報交換を!!

Friday, June 22, 2007

アメリカで雇用するということ

とても優秀な人がいる。ぜひうちの仕事を手伝って欲しいと思ったが、アメリカ人でなければ、当然のことながら就労ビザが必要だ。
抽選で永住権を取得して、そのまま起業してしまった私は、アメリカに合法滞在するための苦労を一切味わったことがなかった。周りの人が滞在許可について悩み、就労ビザでつまづいている様子を見ても他人事だった。

そんな私が、始めて「法の壁」にぶつかった。
その人のH1b Visaを申請した。
ところが、今年は申請者があまりにも多く、まずは抽選で書類選考に進める人をふるいにかけると言う。運良く抽選に残った。

ところがである。
書類選考に入ったら、書類に不備があるからと返されてしまった。
アメリカでビザを申請するのには、弁護士を通すのが一般的。
最初に依頼した弁護士は、日本人ではなかった。
始めに申請手数料として$700、その後ビザがとれたら同額を払う、いわいる成功報酬。
これは弁護士費用としては破格で、日本人の半分以下の料金。


でも、結果は書類の不備!
しかも不備書類については、自分でそろえろと言う!
必要な書類をそろえる手数料として報酬を受け取っているんだから、それは違うだろ!
怒り心頭である。
素晴らしい人財、そんな書類の不備なんて下らない理由で、この縁を逃したくない。

知人に相談したら、弁護士費用をケチるからそんなことになるんだぁー、、、、と。
代わりに日本人弁護士を紹介してくれた。
会って話をすると、経歴を最大限に活用する書類制作の方法を提案してくれ、書類も責任持って作成するという。弁護士費用は少しは高くなるが、安心感はPricelessだ。

報酬を得るための方法が全く違うんだと、思い知らされた。
$700の割安感を売りに100人を集め、最後まで面倒見ずにいても$7万ドルの売上になる。
一方、一人一人の書類を丁寧に作成し、例えば$3000で20人しか出来なかったら、売上は$6万ドル。

この国には、様々な選択肢がある。
目的を達成のために、最も有効な選択とお金の使い方を見極める知識が必要なのだと、痛感した出来事であった。

Tuesday, June 19, 2007

なぜ中国語の雑誌なのか?

始めて会う方に必ず聞かれるのが、「どうして中国語で雑誌を作ろうと思ったのですか?」と「中国語は話せるのですか?」

なぜ中国語か、、、。
ここロサンゼルスには、日系の無料情報誌がたくさんある。
そのどれも、質が高くとても無料とは思えない情報を提供している。
元々日系メディアで仕事をしていたので、情報を発信することの面白さには惹かれていた。
でも、日本語で同じ事をしても、既存の雑誌にはとうていかなわない。
アメリカなんだから英語、、、、、いやいや、英語は誰でもできるし、既に何誌かある。
日本の情報に対して垣根が低く、広告効果が出やすい人種って、、、、、おっ、中国人がいる!
世界の人口の1/5で、アメリカでもすでに1%を超え、ここロサンゼルスにおいては、
7万人の日本人に対して、100万人もいると言われる中国人。
彼らに情報発信しない手はない!

そんなこんなで創刊した雑誌J-goods」。
出会う方の「おっ、これは大ブレイクしそうですね!」とのコメントをよそに
まだまだくすぶり中だけど、近年大化けをめざして邁進中!
乞うご期待!!

老後を考える

加齢を考えた後は、老後である。
恥ずかしながらぶっちゃけると(大したぶっちゃけではないが)、私はついこの間まで、自分は玉の輿に乗るから、老後を心配する必要はないと勝手に思っていた。
しかし、もしかしたら玉の輿どころか、ずっと自分の食い扶持くらい何とかしなくてはならないのでは、、と、真剣に心配し始めたのは、ここ3年のことである。

今日は、ファイナンシャルプランナーさんと会計士さんと一緒にランチをした。
専門用語の多い彼らの話を小耳に挟みながら、自分の老後を考え心拍数が上がった。
私自身は、資産運用するほどまだ資産はないが、アメリカはその手の商品ラインナップが豊富で、金持ちがさらに金持ちになる仕組みが充実している様子はよくわかった。
ならば、折角身近に専門家がいるので、彼らの知識を存分に活用させていただこう!

まずは資産作り!
とりあえずは、愛すべき我が雑誌「J-goods」の知名度を上げ、
広告効果を上げ、広告料を上げ、売上を上げる、、と、アゲアゲ大作戦の作戦を練らなければ。

そして蓄えた資産を効率よく運用!
これには、専門知識が必要なので、わかりやすい説明を受けなければ!

自分の老後だけでなく、いっしょに仕事をしてくれているう先生の老後も心配しなくちゃね!

Sunday, June 17, 2007

お気に入りの飲茶やさん

中国人に出会う度に、「○○よりも美味しい飲茶やさんはどこ?」と聞きまくって集めた情報から、現在の私の一番のお気に入りは、Rowland Heights にあるHappy Harber Restarunt。

ここは、どこが良いかと言うと、、、。

1、エビの鮮度が高い。だから、エビ包子系はどれを食べてもプリプリで、時々店によっては感じる泥臭さがない。また味付けもあまり濃すぎないので、海老の甘味と風味が活きている。

2、素材が贅沢に使われている。直径5cmくらいの帆立を丸ごとのせて、その上にフカヒレをあしらった焼売や、フカヒレたっぷりの餃子など
がお薦め。

3、小籠包も実は結構イケル。スープの入り具合なんかは県泰豊に匹敵するほど。でも皮はちょっと厚め。

4、割ると中からトロリと黄身餡が流れ出す、まんじゅうが旨い。金鳳凰流包饅頭、、ってな名前だが、中の餡をこぼさずに食べるのには、

皮をちぎって、中の餡を付けて食べるべし。


土曜日に久しぶりに、デザイナーさん&クライアントさんと一緒に行ってきた。早めに行ったのに20分待ち。それでも「South Bayから50分かけて足を運ぶ価値はあるね」と、大満足の4人であった。




Happy Harber Restaurant
11015 S. Nogales St.
Rowland Heights, CA 91748
626-965-2020

Friday, June 15, 2007

やっぱり難しいね!

「発音がね、やっぱりちょっと難しいから、まずはそれを覚えましょう」と、う先生。中国語教室1回目の昨日は、「四声」の勉強から。日本語に全く存在しない音がたくさんあって、う先生の音と、自分が出している音の違いが全く判らない。
日本でも中国語教室を開いていたう先生によると、「みんなそのうち出来るようになりますよ」って。宿題も出されたので、週末頑張ります。

因みに昨日習ったのは、こんな言葉。

「我在打電話」(私は電話中です)
「我累了」(疲れたよー)
「我看了電視」(テレビを見たよ)

さて、現在J-goods 6月号を、南カリフォルニアの中国系大手スーパーマーケットで、好評配布中!
すでに広告主のレストラン様からは、「雑誌を持って中国人の客さんが来てくれたよ」なんて、コメントをいただき、ちょっと気分良く週末を過ごせそうな金曜日である。

Wednesday, June 13, 2007

ごぼうチップス

今、ごぼうチップスにはまっている。
きっかけは、J-goods 4月号の取材で行った、Hacienda Heights の居酒屋「おじや」さん。
ここでいただいたごぼうチップスに感動していたら、丁度SMAP x SMAPのビストロスマップでも草なぎ君が作ってた。

(写真はおじやさんのごぼうチップ。油でカリカリに揚げて芳ばしく、食べ出したら止まらない美味しさ)


というわけで、自分でもスマスマ流をトライ。
作り方は至って簡単。

ごぼうを食べやすい長さに切って、スライス。水にさらして灰汁をとってから、オーブンの網の上に並べて焼くだけ。好みで塩を振ってもいい。オリーブオイルを塗って焼くとカリカリに仕上がる。
ごぼうの甘味が凝縮されて、ビールのつまみにぴったりなのだ。
それに何と言っても、お菓子感覚で食べられるのに、食べていることに罪悪感がないのもうれしい。いかにも体に良い物を食べている気分になれる。

ダマされたとおもって、お試しあれ!

Ojiya
15904 E. Gale Ave.
Hacienda Heights
626-855-3500


中国語について

J-goods サイトでは、日本語と2種類の中国語で情報掲載をしている。
この2種類の中国語というのが、なかなか日本人には理解しにくいシステムだ。
以前メルマガでその事を紹介したけど、もう一度おさらいしよう。

□■J-goods中国語のシステム講座■□
中国の国語(標準語)は、北京語(マンダリン)。ただ、広い国土にはたくさんの言語が存在し、広東語や上海語などは、北京語と比べ、文法や発音、単語がかなり異なっているため会話が通じない事もある。日本語で言うと、標準語と沖縄弁以上の違いがあるらしい。

使っている文字については、字画の多い『繁体字』と簡略化された『簡体字』の2種類がある。
地域によって、それぞれの言語と文字を組み合わせて使っているのだ。
中国大陸、台湾をふくめ、ほとんどの人は繁体字は読めるが、地域によっては、簡体字は読めない所もある。

地域による、主な組み合わせは下記。
北京 →北京語で簡体字 (繁体字も大体読めます)
上海 →上海語で簡体字 (でも北京語もわかり、繁体字も大体読めます)
香港 →広東語で繁体字 (でも北京語もほとんどわかります)
台湾 →北京語で繁体字 (簡体字は読めません)

要するに、中国大陸本土の人は、概ね北京語が通じ、文字は簡体字。台湾の人は、北京語で文字は繁体字。でもって、中国大陸の人は繁体字も理解できるが、台湾の人は簡体字は読めない。


我々日本人は「中国人」「中国語」とひとくくりにしているけど、実際は誰を対象に情報を発信したいのかによって、言葉も文字も違うってことになる。

と言うわけで、私の中国語勉強は、「マンダリン(北京語)&繁体字」の組み合わせで始めることにした。まずは自分が作っている雑誌くらいは、声に出して読めるようになりたいからね!

Tuesday, June 12, 2007

加齢を考える

昨日は誕生日を祝っておきながら、加齢を考えるというのもなんだか変なハナシではある。

自慢じゃないが4年前までは、20代に見られていた。
ところが、ここ4年で一気に15歳近く大人になってしまったらしく、最近では大体年相応に見られるようになった。
一体何が起こったのか、、じっくり鏡を見ながら考えた。

まず顔、確かに笑うと目尻のしわが目立つようになった。
鼻から口元にかけてのほうれいせんも、目につく。
全体的に口角も下がってきているようにも見える。
スタイル、おへその周りがタルタルしている。

これではイケナイ!
せめて見かけ年齢と実年齢は同時進行で行きたい。
知り合いで、四捨五入したら50歳になる女性がいる。しかし彼女の肌は30代、しわも少ないし、きめも整っている。聞けば、美顔器で毎日たゆまぬ努力をしているとのこと。
美は一日にしてならずなのだ。
というわけで、私も努力することにした。
使っているのは、Dr.Ci:LaboAqua Sonic 。今のところ「小顔になったね」とか「若返ったね」等、外部からの反応はないが、1ヶ月後の自分に期待しながら続けることにしよう。

http://www.cilabousa-ch.com/

Monday, June 11, 2007

う先生の誕生日

今日はう先生の誕生日。

かねてから狙っていた、Lomita にある日本人パテシエけいこさんが腕をふるう、Chantilly に、
紅茶のシフォンケーキをオーダー。
このシフォンケーキは、普段はウインドーに並んでいないので、前もってオーダーしないと食べられない代物だ。

さて、そのお味。甘味はかなり控えめで、アールグレーの風味が際だち、しっとりと滑らか。まわりのクリームも、シフォンのように軽い。みんなで「美味しいねー、これならぺろって食べられちゃうね」と大はしゃぎ。
う先生に、今年1年の抱負を聞いたら、私を中国語ペラペラにすること、、だとか。


はい、加油!!


Pâtisserie Chantilly
2383 Lomita Blvd. #104, Lomita, CA 90717
(310) 257-9454 phone

Sunday, June 10, 2007

う先生の中国語教室

念願のブログをやっとスタートします!
端から見たら、イケイケに映るだろう私の人生ですが、
実は日々些細なことに、一喜一憂している小市民。
そんな日常を記録していくことにしました。

中国語で、日本の文化や商品を紹介する雑誌を作っているため、
会う人会う人全員に「中国語は出来るんですか?」って聞かれます。
その都度「それが出来ないんですよ」って、何回答えてきただろう、、。

そこで、一念発起!

日本在住10年、書き文章の日本語は、そんじょそこらの日本人より
よっぽどキレイに書くう先生に、特別中国語教室を開催してもらうことにしました。

雑誌を作り始めて4年、まずは日本語で原稿を作ってから
中国語への翻訳をしているので、さすがに意味は何となく理解できるけど
あの複雑な中国語の発音をマスターするのは、かなり気合いがいるだろうな。
でも、次にどこかで初めての方にお会いしたときには、
「今、中国語を猛勉強中です!」と言えるよう頑張ります。
中国語でビジネス交渉、、とまではいかなくても
自社主催のイベントで、参加者に簡単な挨拶が出来るくらいにはなるぞぉ!