Sunday, March 9, 2008

出版記念パーティー

J-goodsにも記事を書いてくれている、日刊スポーツ芸能記者、
千歳香奈子さんの処女作「ハリウッド・セレブ」の
出版記念パーティーがあった。
今回のパーティーを企画運営したのが、北海道人会。
北海道出身の彼女は、この会の副会長を務めたり、
日頃からボランティアで活動をサポートしていると聞いた。

パーティーに集まったのは、北海道出身者を中心に
日系社会の重鎮と呼ばれるようなお歴々から、
来米間もない学生さんまで。
千歳香奈子さんが日頃から、周りの方々に心を込めて
接していた姿がとてもよく表れた、暖かく素晴らしいパーティー。
情けは人のためならず!を再認識したひとときだった。

香奈子さん、上梓おめでとうございます!

Sunday, March 2, 2008

毒餃子報道「日本は騒ぎすぎ」?

日本では「中国が、日本は騒ぎすぎだ」と言っていると、報道されている。
ネットをみてもそんなコメントが多い。
単純にこの言葉だけをとらえれば、まるで中国人が「そんな程度の被害で
大騒ぎしすぎだよ」と言っているように聞こえる。
事実私もそう言われているんだと思っていた。
が、しかし、実際に何人かの中国人に「私が日本人であることを意識せずに
本音を聞かせてほしい」と意見を求めると、違う声が聞こえてきた。

日本のメディアは何か事件が起きると、その報道一辺倒になる。
今、日本のワイドショー番組は、連日どの局も「毒餃子」と「ロス疑惑」。
ワイドショーは同じ時間帯に放送されていることが多いから、
チャンネルをかえても、また「毒餃子」。
一方中国は、広い国土に多い人口。犯罪や事件、ニュースの数も多い。
だから、一つの出来事をそれ「一辺倒」の報道している時間がない。
そんな中国からみれば、そればっかりの日本は「騒ぎすぎ」に映る。
と、言うのだ。
被害に対して「騒ぎすぎだよ」と言っているのではなく、
日本の報道姿勢に言っているのだと、、。

よくよく聞いてみると、確かに的を射ている。
ネットで「毒餃子」に関わるニュースを拾うと
「中国が日本のことを騒ぎすぎといっている」「日本人は虚弱体質」
「日本企業管理の工場で起きたから、日本の責任と言った」とか、、、、
日本人が、「いい加減にしろ!」と言いたくなる言葉がたくさん出てくる。

中国語のわかる日本人が、中国のテレビやネットでの言葉を翻訳して
日本に紹介しているのだろうが、私が聞いた生の中国人のコメントとは
言葉尻の表現が違うようにも感じる。

報道の自由が認められている、知る権利が守られている日本だからこそ、
早く「一辺倒」を卒業し、受け取る側も、自分で真実を判断する力を
磨かなければいけないと思うのだ。