Monday, February 4, 2008

翻訳家の皆様、お疲れ様です

J-goods2月号がやっと今日入稿になった。

この週末は、中国のお正月に当たるので、たくさんの人たちがマーケットに出向く。 そのタイミングを狙って今週末配布予定だ。

J-goodsは、日本の文化や商品を中華系の人たちに紹介することを 目的としている雑誌だから、日本人向けの文章を翻訳するのではなく、最初から中華系の心に届くような文章作りを心がけている。まずは日本語で記事を書き、それを関係者のプルーフを取った上で翻訳。

せっかく日本語で面白い良い文章を書いても、翻訳したとたんにいかにも訳文です的になってしまっては、読者の購買意欲をかき立てることは 到底難しい。そこで翻訳家の力量が大きく問われることになる。

以前スタッフの労働ビザを「翻訳家」で申請したところ、翻訳は、大学卒じゃなくても誰でも出来る仕事だから、ビザは下りないと言われた。また、「知り合いの中国人にちょっと訳してもらったので」とか、「J-goodsの原稿も、知り合いの日本語のわかる中国人に訳させますから、広告代を少し割り引けませんか?」とか、、、、言われることもある。たしかに、意味を伝えるだけなら、移民局の判断通り、高学歴は必要ないだろう。しかし、読み物となると話は別だ。

言葉は誰でも使う物だから、プロとアマチュアの境界線が曖昧になりやすい。
だからこそ、慎重な判断が必要なんだと思う。
手前味噌で恐縮だが、J-goodsの文章は読者の皆様から「読みやすいね」
とか「レベルの高い文章だね」とお褒めの言葉を頂く。

クライアントの皆様に、自信を持って申し上げます。
J-goodsの翻訳はレベルが高いので、どうぞ安心してお任せくださいませ!

2 comments:

uedada said...

>誰でも出来る仕事だから、ビザは下りないと言われた

んー。
役所の文章がダメダメな理由が
わかったような気がしました。

ところで2月号、お疲れさまでした。
もう配布されているころでしょうか。
ウェブにアップされたら
当ブログからもリンクさせていただきます。
(うちのお客さんは台湾人がほとんどなので
 ほとんど影響ないと思いますがXD)

Anonymous said...

初めまして、OCEANAのエイナです。
この間は楽しいお話をいろいろ聞かせてありがとうございます。
これからもどうぞ宜しくお願いしま~す
(^-^)